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あかなまずによるゲームブログ。pixivにアップしたイラストの紹介も行っています。
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プロフィール
HN:
あかなまず
性別:
男性
自己紹介:
 管理者は下記のオンラインゲームに参加しています。
 『テイルズウィーバー』ドゥルネンサ サーバー、鯰守(マキシミン)、柚明(ティチエル)
 『マビノギ』モリアンサーバー、ユリディノト(人間♀)、ランジエ(エルフ♂)、鯰守(人間♂)
 『ファンタシースターユニバース』エントラス1、フィクション(キャスト♀)、ヴァニティ(キャスト♂)、トワイライト(ニューマン♀)、エコー(ビースト♂)
 『メタルギアオンライン』、AkaNamazu(♂)
 また、下記のリンク集の下部にあるpixivとmixiのリンクは、管理者の運営しているものです。pixivではイラストの投稿、mixiでは日記をつけています。
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09 2025 / 07
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 『テイルズウィーバー』の世界に、しばらく帰っていない。
 僕はその日のほとんどを、近頃は『マビノギ』で暮らすようになっていた。『マビノギ』にログインしてなければ、『サモンナイト4』をやっているか、出かけているか、ご飯を食べているか。
 生活リズムも崩れて、昼に睡眠を取って、夜から昼まで活動している。『テイルズウィーバー』での対人関係がまとまらなく感じたことが関係しているのか、そういえば部屋も飲み散らした空き缶が散乱している。
 ……いや、一概に何かのせいにしてはいけない。
 僕は『テイルズウィーバー』にログインした最後の日に、あの人に責任を問い詰めた。結果的にその人は「このゲームを辞める」と言い出した。結局人のせいに出来ない証拠が、これだと思う。どうしてその人に責任を問い詰めたのかというと、今でもその理由は分からないけど。
 自分が何もかも悪いのに、あの日、僕はあの人を責めた。
 結局遠ざかっていった。
 だからあの日までは、僕は何も言わないように、いつもの自分を演じようとしていたのかもしれない。自分が誰かのせいにすると、必ずその人は脱落するだろうから……。
 二人のせいには出来ない。
 はたから見ても、僕が一番、悪者なんだろうし。
 僕がいるから、周りの人は『テイルズウィーバー』で幸せな生活を送れない。
「ねぇ、みんなで楽しくすごしたいよ」
 僕みたいな分際が、簡単に言えるような言葉じゃなかった。
 ……結局のところ、僕は『テイルズウィーバー』から、そこにある対人関係から、逃げたいだけなんだ。
 今では、『マビノギ』で出会ったギルドの人たちに温かく見守られている。
 そこの人たちとの話は、いつも笑いが絶えなくて。
 楽しいんだよ。
 『マビノギ』にいることが。
 悲しいんだよ。

 『テイルズウィーバー』にいることが……。

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 どうやら眠れない……。
 あのときのことを思い出して、眠れない。
 龍泉郷で集まって話をした……。
 僕は昔、こういわれたんだ。
「お前は爽やかであるべき」
 もっとも信頼する学校の先生に言われた。
 それから僕にも恋人が出来て、嫉妬深い自分の心が怖くなって。いつの間にか、その先生が言うような自分は跡形もなく消えていた。正常な自分に戻ったと思った頃には、恋人はいなくなっていた。感じたことのない自分に怯えて、ずっと泣いていたのが原因だったと思う……。
 その腹いせかどうかわ分からないけど、根暗だのなんだのと、そのときの恋人に陰口を言いふらされていたみたいで……そのもっとも信頼していた先生も、僕に愛想を尽かしたみたいだった。
 もう根に持ってないからいいんだけど、あのとき龍泉郷にいた僕は、その先生に言われたようなキャラクターでいようと思っていたのかもしれない。笑顔が素敵って言われたから、なるべく笑顔を曇らせないように努力しようと……。
 馬鹿で、向こう見ずで、どちらかといえばポジティブな自分を演じようとしていた。
 だけど、それは客観的に見れば、ただの場違い野郎なだけだった。私情を挟むだけ挟んで、周りの人のことを考えないだけだった。口を開けば私情、私情。話を乱すだけ。
 僕は私情を挟んだ発言を止めた。
 でも……あのとき私情を挟んだ発言をしていたら……。

 今の孤独感よりも違う、幸福な何かを得られたの……?

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01 2007 / 01
 年も明けた。
 僕は『マビノギ』にINしていた。
 いつもはタスクバーに入れている『テイルズウィーバー』も、今日は終了させてから『マビノギ』の世界へ──。
 INしてすぐに、加入したギルドのマスターさんの招集がかかって、『ティルコネイル』という町の聖堂前で、INしているメンバーのみなさんで集まってチャットをした。
 ギルドの人たちはいい人ばかりだった。
 初心者だし、ギルドも加入して、メンバーさんと少しでも交流をしておいたほうがって思ったけど、心につっかえたものが、なかなか取れなくて……。
 いつかこの『テイルズウィーバー』への未練も消えてゆくのかな、なんてことを考えていたら、チャットは流れていった。
 『結婚』というシステムがあって、集まった人の僕以外は、みんな結婚していた。
 これって、疎外感?
 寂しくなった僕は、iPodで音楽を聴いたり、ペットとして買った『銀キツネ』の深白を呼び出して眺めたりして楽しんでた。一日に指定の時間しかペットを召喚できないなんて、寂しい仕様だなぁ……それに、この子の名前も、『テイルズウィーバー』への未練の断片だったりするのかな。
 これからこの子と、『マビノギ』の世界の新しい記憶を作って、上書きしていけば、きっといつか寂しくなくなる……『イニュイト』としての『深白』じゃなくて、『銀キツネ』としての『深白』の記憶。
 『テイルズウィーバー』での深白も、僕を守るように闘ってくれた。『マビノギ』の深白も、僕の走る姿の足元を一生懸命ついてくる。確かにパソコン上のものでしかないけど、これだけ一生懸命な姿を見せられたら、愛嬌が沸いて、沸いて……愛おしくて、愛おしくて……。
 独りで『テイルズウィーバー』から旅立とうとしている僕の背中を、後押ししてくれているようにも思えた。

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