ウィンドミルマスター。

　いくつもの敵をなぎたおし、ついにこの境地までやってきました。

　生きる実感のない（デッドリー）生、長かった……。
　それが今、ようやく終わる（グレイ・フォックス風）。

　闘うことでしか自分を表現できなかったが……いつも、自分の意思で闘ってきた……（まだグレイ・フォックス風）。

　まさか、自分がこんな廃人と呼ばれるタイトルを手に入れるとは思っても見ませんでした(ノ∀`)
　殿も満足そうです。
　ここまでこれたのは、応援してくれた彩軌を初めとする、桜花月乃ちゃん、リュウメイさん、INFYのみんな。『困難の』エンチャントを鎧に貼ってくれたモリンフェンさん。『ウィンドミル』の重要さを（無理矢理）教えてくれたマスターさん。モチベーションを音楽で維持させてくれた、大嶋啓之さん、坂本真綾さん、FictionJunctionYUUKAさんのおかげでございます！
　僕一人の力では、ここまで来ることはなかったでしょう。
　本当に大感謝です！

　以下は、『ウィンドミルマスター』を目指す後輩たちへのアドバイスを。
　僕の場合、『アタック』がBランク（『ジャイアント』エンチャントの効果発動最低限条件）、『カウンター』がCランク（待機中のスタミナ減少を抑えるため）、『メイキングマスタリ』がBランク。他のスキルは、音楽関連のスキル以外全てFランクという状態でここまできました。
　上のスキルで話を進めますと、4ランクまでは『ラビ通常ダンジョン』の敵などで適当に闘っていれば上がります。
　しかし、4ランクは一種の山場で、BOSS級を倒したり「複数の敵を同時に」のトレーニングを埋めても、ランクアップできません。4ランクではBOSS級を『ゾンビ』で埋め、「強い敵を倒す」トレーニングを『白オオカミ』などの沸きのいい敵で埋めました。
　これから先は、BOSS級を毎回『ゾンビ』で埋める日々。マスタータイトルを狙う方は、タイトル取得までのBOSS級5500体を倒す覚悟で挑みましょう。
　BOSS級を埋めれば、後はかなり気が楽です。
　ですが、2ランクまで来たところで、トラブルが起こります。
　そう、『ゾンビ』の階級がAWFUL級に下がってしまうのです。2ランクになった途端に、BOSS級からAWFUL級（トレーニングの対象で言うと『とても強い』）になってしまいます。
　この場合は、自分のキャラクターを、いわば意識的に弱くさせるためのエンチャントが必要になります。アイテム欄にほんの少し弱そうと書いてあるのが、俗に言う弱体化エンチャントです。これが貼ってある装備をつけることにより、敵が強く見えてきてAWFULだった敵がBOSSまでのし上がることでしょう。
　ここは、一番手に入りやすい『困難の』エンチャントを狙って、『カルー森の遺跡ダンジョン』にあるポットスパイダー系列の部品ダンジョンに挑むことをお勧めします。
　それを装備し、再び『ゾンビ』を倒す。
　BOSS級以外は、僕の場合『キア下級ダンジョン』に行って埋めましたが、『ラビ通常ダンジョン』でもかなりの効率が出るようです。
　そして1ランク。
　BOSS級はもちろん『ゾンビ』で埋めて、ついでにAWFUL級も『ゾンビ』である程度埋めておきましょう。STRONG（トレーニングの対象でいうと『強い』）を埋める際に、『ラビ通常ダンジョン』に行くと、『メタルスケルトン』がAWFUL級になっているからです。僕の場合は残り200体というところまで『ゾンビ』で埋めました。
　佳境、いよいよ残りトレーニングが「強い敵を倒す」だけになったところで、『アタック』を7ランク、『メイキングマスタリ』をAランクまで上げると……なんと『ミミック』、『コウモリ』、『ネズミ』以外の敵が全てSTRONG表示になったではありませんか！
　『ブラックサキュバス』すらSTRONGですよ！

　あとはもう『ラビ通常ダンジョン』を、何度も、何度も回りました。
　今こうして振り返ると、僕がこんなに早い時期（？）にマスタータイトルを取れたのは、偶然がたくさん一致したからのように思えます。
　1ランクにしようと思ったときのこと……間違えて『ファイナルヒット』のランクを上げてしまい、1ランクにどうしてもできなかった金曜日に、暇なので今後役に立つであろう『困難の』エンチャントを取りに行っていましたから……次の日に『あの世』に行って、AWFUL表記になった『ゾンビ』を見てあわてていたら、『困難の』エンチャントが付いた鎧が手持ちに。
　最後にもう一度……。
　応援してくれた皆様、ほんっとにありがとうございました！ヾ(*’ー’*)ﾉﾞ

　記念に映ってきました。
　……さて、これから貯めてた仕事を片付けなきゃ（笑）。